大阪産業大学産学連携研究推進事業
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プロジェクト研究概要

新素材吸着法による有害物質の処理

菅原正孝

菅原 正孝

人間環境学部・教授 環境衛生工学

 

教員紹介

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現在の研究課題

・土壌を活用した水質浄化システム

 

期待できる効果

河川や湖沼の水質改善が思わしくない状況のもと、それを打開するにはエ場などまとまった形の汚濁発生源における負荷削減および田畑、路面など面的拡がりをもつ汚濁生源からの流出抑制を効率よく行なう必要がある。

標記の研究開発は、手詰まり状態にある水域環境の水質改善を抜本的に行なううえで欠かせないものである。とりわけ後者の面源負荷対策としてきわめて有用であり、結果として安全な水道水源の確保、自然生態系の修復に効果を発揮するものと期待される。

開発中の主な新技術・プロセス

新素材吸着

新素材吸着

汚濁物質吸着剤には従来から多くの物質が利用され相応の効果をあげてきたが、水中有害物質の濃度が低い河川水などの環境水の浄化においては、より低濃度領域まで強い吸着性を示す新素材吸着の開発が期待されている。また、新規制の無機物質(Se, B, F)に有効な吸着剤あるいはイオン交換体の開発も待たれている。本プロジェクトでは、土壌粒子改質体、合成粘土系粒子など有害物質を特異的に吸着する新素材吸着体や新規制有害無機物質用のイオン交換・吸着用新素材を開発し、それを用いた河川水、下・排水二次処理水中の有害物質除去システムを構成する。すでに吸着体の有機物吸着特性に関する多くの検討を行っており、現在、内分泌撹乱物質の吸着について検討を開始しているとともに、ファイトリミディエーションによる使用済み吸着剤の処理、再生をも視野に入れた検討を展開している。また、重金属やホウ素等無機物質の固定剤の開発も行っている。